「クローゼットに眠っている古着やブランド服、そろそろ整理したい。でも、どの宅配買取サービスを選べばいいのか分からない」——そんな方に向けて、古着歴20年以上のM部長が、古着屋目線で宅配買取サービスを比較します。
この記事は「ランキング」ではありません。なぜなら、宅配買取は「どれが一番高い」ではなく「手放したい物との相性」で選ぶべきだからです。ヴィンテージに強いサービス、レディースブランドに強いサービス、ハイブランドに強いサービス——それぞれ得意分野が違います。
このページでは、M部長が実際に分析した11の宅配買取サービスを、タイプ別・目的別に棲み分けして紹介します。各サービスの詳細レビュー記事へのリンクも置いていますので、気になったところから読んでみてください。

忙しい方のために、結論から先にお伝えします。「何を売りたいか」で選ぶサービスは決まります。
🏷 タイプ別おすすめ早見表
古着・アメカジ・ストリートを売りたい
→ KLD or セカンドストリート
ヨウジ・ギャルソン・マルジェラ等デザイナーズを売りたい
→ カインドオル(幅広く) / WHY NOT(ギャルソン・マルジェラ中心)
セオリー・イエナ等レディースブランドを売りたい
→ リブラ(早い)/ RECLO(高い)
エルメス・ロレックス等ハイブランド品を売りたい
→ ブラリバ
ハイブランドを質屋系の大手で安心して預けたい
→ KOMEHYO
モード・ストリート・スポーツが混ざったクローゼットをまとめて整理したい
→ フクウロ
ブランドもノーブランドも一箱で断捨離したい
→ エコリング
着物・骨董・切手・古銭・コレクター品を処分したい
→ 福ちゃん
とにかくまとめて部屋を片付けたい
→ セカンドストリート
※ 全サービス送料・査定料・キャンセル返送料 無料
- はじめに:まず大前提。「自分で売るのが一番高い」です。
- 【2026年5月版】今月のキャンペーン速報|送る前に必ずチェック
- 古着・ブランド古着を宅配買取に出す前に知っておくべきこと
- 古着屋M部長が宅配買取サービスを評価する4つの基準
- 古着屋M部長が選ぶ宅配買取サービス11選
- KLD(ケーエルディー)|古着・ストリート・アメカジに強い若手注目サービス
- セカンドストリート|全国940店舗の総合力と「ヴィンテージに強い」意外な顔
- カインドオル(kindal)|デザイナーズ・ドメブラ・モード系古着に強い都市型ブランド古着店
- WHY NOT(ワイノット)|コムデギャルソン・マルジェラに極端特化したドメブラ・モード系専門店
- RECLO(リクロ)|ブランド古着を高値で手放したい方向け
- リブラ(RIBLA)|レディースのブランド服に特化した宅配買取
- BRAND REVALUE(ブラリバ)|ハイブランド・宝石・時計を手放すなら
- フクウロ(FUKUURO)|ラクマ1位の販路を持つ「広く受けてくれる」総合型
- KOMEHYO(コメ兵)|創業78年の質屋系リユース最大手。ハイブランドを「安心感」で預けたい人へ
- エコリング|ノーブランド・壊れ物・使いかけ物まで一括で引き受ける「断捨離の駆け込み寺」
- 福ちゃん|着物・骨董・古銭・切手・コレクター品まで受ける「実家整理+趣味処分」の味方
- タイプ別・目的別の使い分けガイド
- 宅配買取で高く売るための古着屋直伝のコツ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:宅配買取は「相性」で選ぶのが正解
はじめに:まず大前提。「自分で売るのが一番高い」です。
宅配買取の比較記事を読んでくれている時点で、もう薄々お気づきかもしれませんが、率直に言って、自分でメルカリやヤフオクで売るのが金額的には一番高くなります。これは古着屋として20年以上見てきた私から見ても揺るがない事実です。
ではなぜ宅配買取があるのか。それは、「自分で売る」には写真撮影・採寸・商品説明・梱包・発送・質問対応・クレーム対応といった、ものすごい量の手間がかかるからです。30着、50着と溜まってくると、1着ずつメルカリに出すのは現実的ではありません。

宅配買取は「時間とエネルギーを買取価格と交換するサービス」と考えると分かりやすいです。金額の多少よりも「もう部屋から消えてくれた」の価値が大きい、という方には向いていますね。
なので、この記事で紹介するサービスはどれも「自分で1着ずつ売るより早く・ラクに・まとめて処分できる」という前提で選んでいます。手間をゼロにする代わりに、金額はメルカリ相場の5〜7割になることを受け入れられる方向けです。
【2026年5月版】今月のキャンペーン速報|送る前に必ずチェック
古着・ブランド古着の宅配買取11社では、各社が独自のキャンペーン(買取金額〇%アップ・送料無料延長・査定額保証など)を実施しています。同じ商品を同じサービスに送るタイミングを少し変えるだけで、数千円〜数万円の差が出ることがあります。
各社の最新キャンペーン情報は、以下の記事にまとめています。送る前に必ずチェックしてください。
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古着・ブランド古着を宅配買取に出す前に知っておくべきこと
サービス比較に入る前に、業界の構造を少しだけ共有させてください。これを知っておくと、サービス選びで失敗しません。
宅配買取サービスには「得意ジャンル」がある
「買取」と一括りに言っても、サービスごとにルーツと強みが全く違います。総合リユース店出身のサービスはヴィンテージ古着やカジュアルブランドに強く、ハイブランド買取専門出身のサービスはエルメス・シャネル・ロレックスに強い。レディースブランド専門のサービスはセオリーやイエナに強い。
つまり、同じ1着を出しても、サービスによって査定額が2倍3倍違うのは普通にあるということです。自分の出したい物と「同じDNAを持つサービス」に出せば、査定額は上がります。
買取不可ジャンルは必ず事前に確認する
サービスごとに「これは買取できません」というジャンルが決まっています。たとえば、ノーブランドのファストファッションは多くのサービスで買取不可。ヴィンテージは一部のサービスでは「古すぎる」と弾かれる一方、別のサービスでは強化ブランド扱い。
買取不可の物を送ってしまうと、返送料が自己負担になるケースもあります。申し込み前に各サービスの買取対象ブランド一覧をざっと眺めて、「自分が出したい物の8割以上が対象に入っているか」を確認してから申し込むのがコツです。
査定料・送料・キャンセル返送料が「すべて無料」のサービスを選ぶ
これは鉄則です。現代の宅配買取の多くは査定料・送料・キャンセル時の返送料がすべて無料で、金額を見てから「売る/売らない」を決められます。有料のサービスは、初心者のうちは選ばなくて大丈夫です。
古着屋M部長が宅配買取サービスを評価する4つの基準
私が宅配買取サービスをレビューするときに使っている4つの基準をお伝えします。これを軸にすると、あなた自身でも「自分に合うサービス」を判断しやすくなります。
- 得意ジャンルと自分の手放したい物が一致するか:ヴィンテージ/カジュアル/レディースブランド/ハイブランド/古着全般のどこに軸足があるか
- 査定ロジックの透明性:査定額の内訳を見せてくれるか、LINE査定などで事前に目安を出してくれるか
- リスクのなさ(無料範囲):送料・査定料・返送料が無料か、集荷キットがあるか
- 買取不可ラインの納得感:「ノーブランドは不可」は妥当、「汚れは一切不可」は厳しすぎ、といった判断軸

特に①の「得意ジャンルとの一致」はめちゃくちゃ大事です。ヴィンテージ好きがハイブランド専門店に出しても二束三文、逆にシャネルをカジュアル総合店に出しても専門店の半額、なんてことが普通に起きます。
古着屋M部長が選ぶ宅配買取サービス11選
ここからが本題です。M部長が実際にレビューしてきた11の宅配買取サービスを、特徴ごとに紹介していきます。それぞれに詳細なレビュー記事を用意していますので、気になったサービスはリンクから深堀りして読んでみてください。
KLD(ケーエルディー)|古着・ストリート・アメカジに強い若手注目サービス
KLDは、古着・ストリート・アメカジを中心に査定してくれる宅配買取サービスです。ヴィンテージTシャツ、スウェット、デニム、ワークウェア、ミリタリーといった「古着屋の棚に並んでいそうな物」が得意ジャンル。
ハイブランドの総合店だと値段がつきにくいストリートブランド(Supreme、STUSSY、NEIGHBORHOOD等)や、知る人ぞ知るヴィンテージブランドをきちんと評価してくれる査定軸を持っているのが強み。古着好きがターゲットにしやすいサービスです。
バイヤーが古着市場の相場を日常的にチェックしているタイプのサービスなので、「メルカリで今いくらで取引されているか」に近い査定額を出してくれる傾向があります。逆に、カジュアルブランドやハイブランドドレスのような「古着軸」から外れる物は、ジャンル違いで金額がつきにくくなるので注意してください。

>> 古着・ストリート特化の宅配買取【KLD】の公式サイトを見る

セカンドストリート|全国940店舗の総合力と「ヴィンテージに強い」意外な顔
セカンドストリート(通称セカスト)は、全国940店舗を超える日本最大級の総合リユースショップ。宅配買取も当然用意されていて、カジュアルブランドから古着、ヴィンテージまで幅広く対応しています。
実は私がセカストを評価している最大のポイントは「ヴィンテージの査定軸を持っている」ことです。買取強化ブランド一覧にLL Bean 80年代やOLD GAPが名を連ねていて、Hanesのサルバドール・ダリ柄Tシャツが4万円で販売されていた実績もあります。ヴィンテージ相場をリアルタイムで反映している数少ない総合ショップです。
ハイブランドはLINE査定で事前に目安を確認できるので、専門店と金額を比較してから出せるのも便利。古着が好きな方が最初に試すサービスとして、私は一番おすすめしています。
店舗買取・出張買取・宅配買取と導線が豊富なのも強みで、自宅近くに店舗があれば「宅配で返送されてきた物をそのまま店舗に持ち込む」というハイブリッド運用も可能。総合力で言えば、このリストの中で頭ひとつ抜けています。
>> ブランド品高価買取。送料・査定料・キャンセル料無料【セカンドストリート】![]()

カインドオル(kindal)|デザイナーズ・ドメブラ・モード系古着に強い都市型ブランド古着店
カインドオル(kindal)は、株式会社カインドが運営するブランド古着の買取・販売店です。銀座・青山・新宿・神戸・大阪・名古屋など主要都市に実店舗を構え、2026年には西宮今津店・青山店がオープン予定。オンラインストアには常時8万点以上の古着が並ぶ、都市型の大型ブランド古着店です。
カインドオルの強さは、ひとことで言うと「販売力=買取力」。楽天市場で2010-2012年にショップ・オブ・ザ・イヤー3年連続受賞、2015年には「海外販売賞」を含むトリプル受賞しています。欧米・アジア・東南アジア・アフリカ・オセアニアまで独自の海外販売ルートを持っていて、日本では地味でも海外で評価されるデザイナーズ・テックウェアを高く買えるロジックがあります。
得意ジャンルはヨウジヤマモト・コムデギャルソン・マルジェラ・Rick Owens・Acne Studiosなどのデザイナーズ、visvim・nonnative・sacai・NEPENTHES系・AURALEEなどのドメスティックブランド、Arc’teryx・ACRONYM・Y-3のようなテックウェア、そしてエルメス・シャネル・ルイヴィトンのハイブランド「衣類」。ハイブランドの「バッグ・時計」はブラリバ、「衣類」はカインドオル、という使い分けがおすすめです。店内には商品補修ができるスタッフも在籍していて、状態に不安があるヴィンテージでも査定対象に入れてくれます。
>> デザイナーズ・ドメブラに強い「カインドオル(kindal)」公式サイト

WHY NOT(ワイノット)|コムデギャルソン・マルジェラに極端特化したドメブラ・モード系専門店
WHY NOT(ワイノット)は、名古屋市中区栄に2016年に誕生したブランド古着専門店。運営は東京証券取引所スタンダード市場に上場する株式会社買取王国(証券コード3181)です。グループ年商93億円・48ヶ月連続最高益更新中・全国87店舗を展開するリユース企業のヴィンテージ強化フラッグシップ業態として位置付けられています。
WHY NOTの強さは、ひとことで言うと「ジャンルを絞った深さ」。コンセプト「いつまでも変わらない良さ」のもと、コムデギャルソンとマルジェラを軸足にトップバイヤーが専属で査定を担当します。同じドメブラ・モード系でも、カインドオルが「広さ」で勝負しているのに対し、WHY NOTは「深さ」で勝負。CdGのライン違い(HOMME PLUS・SHIRT・PLAY・Junya Watanabe・tao・noir kei ninomiya等)やマルジェラのストックタグ・シーズン番号まで読める査定者が見るので、軸内のアイテムなら査定が一段深くなりやすい設計です。
得意ジャンルはコムデギャルソン全ライン・マルジェラ全ライン・ヨウジヤマモト・Y's・イッセイミヤケ・HELMUT LANG・Raf Simons・ナンバーナインなどのドメスティック/モード系。特にアーカイブ(90年代〜00年代)は強く、品番・タグ表記まで査定に反映されます。ターゲットは30〜40代男性。送料・査定料・キャンセル時の返送料はすべて無料なので、コムデギャルソン・マルジェラを軸に持っている人なら、カインドオルと並べて相見積もり感覚で投げる候補のひとつとして持っておく価値があります。
>> ギャルソン・マルジェラに特化した「WHY NOT(ワイノット)」公式サイト![]()

RECLO(リクロ)|ブランド古着を高値で手放したい方向け
RECLOはブランド古着に特化した宅配買取/委託販売サービスです。一般的な「買取」だけでなく、RECLOが代わりに販売してくれる「委託販売」という選択肢があるのが最大の特徴。委託販売を選ぶと、即金性は下がりますが、売れたときの金額は買取よりかなり高くなります。
得意ジャンルは、セオリー・イエナ・アパルトモン・トゥモローランドといったミドル〜ハイの国内外ブランド。きれいめで状態の良いブランド服を持っている方なら、買取額が他社より高くなる可能性が高いです。
委託販売のメリットは「RECLOが代わりに店頭・EC経由で売ってくれる」点。即金でキャッシュが欲しい方には向きませんが、「急がないから高く売りたい」方は買取より数千円〜数万円単位で手取りが増えることもあります。状態が良く、シーズン物で需要のあるブランド服を持っている方向けの選択肢です。
>> 【クローゼット整理で臨時収入】ブランド買取ならRECLO(リクロ)![]()

リブラ(RIBLA)|レディースのブランド服に特化した宅配買取
リブラはレディースのブランド服に特化した宅配買取サービス。セオリー、アパルトモン、イエナ、プラージュ、ドゥーズィエムクラスといった「ちょっと良いレディースブランド」を中心に査定してくれます。
特徴は、査定が早く、振込までのスピードが速いこと。そして何より、送料・査定料・キャンセル返送料まですべて無料なので、金額を見てから売る/売らないを決められます。忙しいママさんや「とにかく手間なくクローゼットを整理したい」という方に向いています。

リブラはノーブランドやファストファッションは買取不可なので、そこだけ注意。「百貨店で買ったブランド服」が中心の方にはハマるサービスです。
>> レディースのブランド古着・洋服の宅配買取【RIBLA】公式サイト![]()

BRAND REVALUE(ブラリバ)|ハイブランド・宝石・時計を手放すなら
BRAND REVALUE(通称ブラリバ)は、ハイブランド・宝石・腕時計に特化した専門買取サービスです。エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、ロレックス、カルティエといった「本物のハイブランド」を査定するために、専門のバイヤーが在籍しています。
ここまで紹介してきた6社は「古着・ブランド古着」の枠組みのサービスですが、ブラリバはそこから一歩踏み込んだハイブランド専門枠。「結婚指輪を買い替えた」「親から譲り受けたヴィンテージエルメスがある」「使わなくなったロレックスがある」といった方は、総合店ではなくブラリバのような専門店に出したほうが金額は確実に上がります。
宝石・時計・バッグの専門査定士がいるため、単なる「ブランド名」だけでなく、型番・製造年・付属品の有無・状態まで見て査定額を出してくれます。同じヴィトンのバッグでも、廃番ラインか現行ラインかで数万円変わることも珍しくありません。古着屋の査定軸では拾いきれない「資産価値としてのブランド」を正当に評価してくれる、数少ないサービスです。

>> ハイブランド・宝石・時計の宅配買取【ブラリバ】公式サイト

フクウロ(FUKUURO)|ラクマ1位の販路を持つ「広く受けてくれる」総合型
フクウロは岡山の株式会社ベクトルが運営する宅配買取サービスで、今回紹介する11社の中では最も間口の広いブランド総合型です。扱いブランドは業界最多水準の6,000ブランド超。ハイブランドからデザイナーズ、スポーツ・ストリート系まで、ひと通り受けてくれます。
フクウロの最大の特徴は、「販路(出口)の強さ」。自社EC「ベクトルパーク」に加えて、楽天ラクマ SHOP OF THE YEAR 2024 アパレル部門1位という外部販路の実績、さらにドラマ・映画のメディア衣装協力まで、売り先を三重に持っています。古着屋の鉄則で「販路が強い店は買取値も強い」ので、クローゼットに色々なジャンルが混ざっているタイプの方にとっては、フクウロは頼もしい選択肢になります。
「他店で値段が付かなかったブランド」が値段になったという口コミが多いのも、この6,000ブランド対応と販路の強さの合わせ技が効いているからです。一方で、エルメスのバッグ1点・ロレックス1本のようなハイブランド単品はブラリバのような専門店のほうが金額は伸びやすく、50〜70年代のコアなヴィンテージはKLDやセカストのほうが査定軸の解像度が高いので、そこは用途別に使い分けると後悔しにくいです。
>> 6,000ブランド対応・ラクマ1位の「フクウロ」公式サイト![]()

KOMEHYO(コメ兵)|創業78年の質屋系リユース最大手。ハイブランドを「安心感」で預けたい人へ
KOMEHYOは、1947年創業・東証プライム上場の日本最大級のリユース企業。名古屋本店をはじめ全国の一等地に直営店舗を構え、宝石・時計・バッグの専門鑑定士を多数抱える、質屋系リユースの本流にあたるサービスです。宅配買取は、この店頭中心の本体から派生した「店に行けない人向け」の窓口という位置づけで見るのが実像に近いです。
KOMEHYOの強みは、質屋系の査定文化がそのまま宅配に乗ってくること。1点1点を丁寧に鑑定する体質で、角擦れ・小傷ありの「訳あり品」でも値を付ける懐の深さを持っているのが特徴です。同じハイブランドでも、完品前提の他社では減額される個体が、KOMEHYOでは「コンディションなりの値段」で引き取ってもらえるケースがよくあります。
相性が良いのは、エルメス・シャネル・ルイヴィトンのバッグ、ロレックス・オメガの時計、ダイヤ・カラーストーンのジュエリー。同じハイブランドでもブラリバが「単品の最高値チャレンジ」型なのに対して、KOMEHYOは「質屋系の総合力と東証プライム上場の安心感」型。バッグ・時計・ジュエリー・ハイブランド衣類がまとまって1つの荷物に入るなら、KOMEHYOの総合査定力のほうが結果的にラクです。
>> 創業78年・東証プライム上場の質屋系リユース最大手「KOMEHYO」公式サイト![]()

エコリング|ノーブランド・壊れ物・使いかけ物まで一括で引き受ける「断捨離の駆け込み寺」
エコリングは、年間50万点以上の買取実績を持つ、リユース業界最大クラスの物量処理能力を持つ宅配買取サービス。ここまで紹介してきた8社が「ブランド品の高値査定」に軸足を置くのに対して、エコリングは「ブランド品も雑貨も不用品も、まとめて一気に片付けたい人のための宅配買取」に振り切って設計されている、完全に別軸のサービスです。
最大の特徴は、「対象となるブランド品を1点でも同梱すれば、ノーブランド品も一緒に買取可能」という独自仕組み。他社だと「ノーブランドは対象外」「不用品は返送」で弾かれる物も、エコリングならブランド品1点を呼び水にまとめて引き受けてくれます。30〜50代の主婦層を中心に、引越・断捨離・納戸整理・実家片付けシーンで圧倒的に支持されているサービスです。
もう一つ古着屋目線で評価したいのが、公式サイト上に実買取事例(商品写真+買取価格)を大量公開している透明性。送る前に自分の手元と似た実例を眺めて相場感を作れるので、初めての宅配買取でも不安が少ない設計になっています。LINE査定・定期的な買取金額アップキャンペーンとも合わせれば、実質的な査定額の上乗せも狙えます。一方、ハイブランド単品の最高値狙いは専門店のほうが強いので、用途で使い分けるのが鉄則です。
>> 年間50万点の買取実績・ブランド+ノーブランド一括OKの「エコリング」公式サイト![]()

福ちゃん|着物・骨董・古銭・切手・コレクター品まで受ける「実家整理+趣味処分」の味方
福ちゃんは、上場グループ企業傘下・テレビCM全国放送中の総合買取サービス。ここまで紹介してきた9社が「ブランド古着・ブランド品・日用品」を軸足にしているのに対して、福ちゃんは「着物・骨董・古銭・切手・お酒・レコード・カメラ・楽器・ペン・毛皮・ブランド食器」まで20カテゴリ対応の、古物系に強い別軸のサービスです。メインユーザー層は男女共に40〜60代で、既存9社とはターゲット層も重なりません。
最大の強みは、着物・切手・古銭・骨董のような「独自の相場体系を持つニッチ市場」に専門の査定士を揃えていること。一般的なブランド系の宅配買取では対象外になりがちな古物・古美術・コレクター品を、ジャンル別の専門査定で引き受けてくれます。実家整理・相続整理で「親から譲り受けた着物と切手と骨董と…」という多品目が混在するボックスを、1社でまとめて処理できるのは福ちゃんの独壇場です。
もう一つの顔が、コレクター品の手放し先。趣味で集めたレコード、ライカやニコンの古いカメラ、集めていたレトロ玩具、セラーのワイン・ウイスキーなど、「価値を分かる店に出したいが出し先がない」タイプのコレクションに対しても、ジャンル背景を理解した査定で対応してくれます。一方、ハイブランド単品の最高値狙い・モード系ドメブラは専門店のほうが強いので、そこは使い分けが鉄則です。
>> 着物・骨董・古銭・切手まで20カテゴリ対応の「福ちゃん」公式サイト![]()

タイプ別・目的別の使い分けガイド
ここまで11サービスを紹介してきましたが、「結局、自分はどれに出せばいいの?」という方のために、手放したい物のタイプ別に使い分けをまとめます。
ヴィンテージ古着・アメカジ・ストリートを売りたい
→ KLDまたはセカンドストリート。どちらもヴィンテージの査定軸を持っています。専門性を重視するならKLD、物量が多くて幅広く出したいならセカストがおすすめ。80年代LL Beanのようなニュービンテージもセカストは査定対象です。
カジュアルブランド+古着+雑貨をまとめて整理したい
→ セカンドストリート一択。衣類だけでなく靴・バッグ・家電・本まで買い取れる総合性は他に代えがたいです。「とにかく部屋から物を減らしたい」という実用目的なら最強です。
モード・ストリート・スポーツが混ざったクローゼットを整理したい
→ フクウロ。6,000ブランド対応の幅の広さが最大の強みで、デザイナーズ・ストリート・スポーツ・カジュアルブランドがぐちゃぐちゃに混在しているクローゼットでも、ジャンルごとに送り先を分ける必要がなくまとめて出せます。ラクマ SHOP OF THE YEAR 2024 アパレル1位+自社EC「ベクトルパーク」という強い販路を持っているので、「他店で値段が付かなかったブランド」にも値段が付く可能性があります。ただしハイブランド単品やヴィンテージの最高値狙いはそれぞれ専門店のほうが強いので、そこだけ切り分けて送るのが正解です。
ヨウジ・ギャルソン・マルジェラなどデザイナーズ/ドメブラを売りたい
→ カインドオル。ヨウジヤマモト、コムデギャルソン、Maison Margiela、Rick Owens、Jil Sander、Acne Studios、visvim、sacai、nonnative、AURALEEといったデザイナーズ・ドメスティックブランド・モード系は、カインドオルの独壇場です。セカストに出すと「マニュアル査定」で安く叩かれがちですが、カインドオルはバイヤーが型番・年代・希少性まで分かった上で査定してくれるので、同じ服でも1.5〜2倍変わるのが普通です。Arc’teryx・ACRONYM・Y-3などのテックウェアも同様にカインドオル向きです。
コムデギャルソン・マルジェラを最高値で売りたい
→ WHY NOT(ワイノット)。コムデギャルソンとマルジェラに極端に特化していて、トップバイヤーが専属で査定します。同じドメブラ系でも「ヨウジ・サカイ・コムデギャルソン・マルジェラ等の混在」ならカインドオル、「コムデギャルソン・マルジェラ中心」ならWHY NOTという棲み分けが目安です。両方に査定を出して比較するのも合理的。
セオリー・イエナ・アパルトモンなどレディースブランドを売りたい
→ リブラまたはRECLO。スピード重視ならリブラ、少しでも高く売りたいならRECLOの委託販売。状態が良くて百貨店購入のブランド服中心なら、両方に見積もりを取るのもアリです。
エルメス・シャネル・ロレックスなどハイブランドを売りたい
→ バッグ・時計・宝石はブラリバまたはKOMEHYO、衣類はカインドオルの使い分けが正解です。ブラリバは型番・製造年まで見てくれる専門査定士が強い「単品最高値チャレンジ」型、KOMEHYOは創業78年・東証プライム上場の「質屋系リユース最大手」型で、バッグ・時計・ジュエリーがまとまっている場合や、角擦れ・小傷ありの訳あり品を含む場合は安心感でKOMEHYOが合います。一方ハイブランドの「服」(エルメスのジャケット、シャネルのツイード、ヴィトンの洋服など)はカインドオルの方がカルチャー解像度で上回ります。総合リユース店に出すと専門性で負けて金額が下がるので、本物のハイブランドは必ず用途別に専門店を使い分けましょう。
ブランド+ノーブランド+不用品を一箱で断捨離したい
→ エコリング。このタイプのニーズは他8社では完全には応えられません。エコリングは「対象となるブランド品を1点でも同梱すれば、ノーブランド品も一緒に買取可能」という独自の仕組みで、引越・断捨離・納戸整理シーンで絶大な支持を受けています。壊れたアクセ・使いかけのコスメ・古い雑貨まで、他社で弾かれがちな物も一緒に査定してもらえる。年間50万点の実績+実買取データ公開+キャンペーンによる査定アップで、主婦層の「家族全員の物を一気に片付けたい」ニーズに応える設計です。
着物・骨董・古銭・切手・コレクター品を処分したい
→ 福ちゃん。これは他9社では代替不能な完全な独自枠です。着物・切手・古銭・骨董・絵画・お酒・レコード・カメラ・楽器・ペン・毛皮・ブランド食器といった「独自の相場体系を持つ古物・コレクター品」を、ジャンル別の専門査定士が対応してくれるのが福ちゃんの強み。40-60代の実家整理・相続整理シーンや、趣味で集めたコレクションの手放しで本領を発揮します。上場グループ企業傘下・テレビCM放送中の信頼感と、査定料・送料・返送料全て無料で、大切な物を預けやすい設計になっています。
ノーブランド・ファストファッション単独をどうにかしたい
→ 基本的には、ノーブランド・ファストファッション単独はほぼすべての宅配買取サービスで買取対象外です。ただし2つの抜け道があって、①エコリングなら対象ブランド品を1点でも同梱すればノーブランドも一緒に出せる、②セカンドストリートのように古着軸の査定を持っているサービスでは、話題性・ヴィンテージ性・コラボ背景が認められれば値段が付くことがあります(GUやユニクロ+Jの限定コラボ、90年代の初期GAPやBananaRepublic、ZARAの廃番コレクション等)。
「普通のユニクロのTシャツ」のような物は、単独では買取対象外になることが多いので、そこは古着回収ボックス(H&MやUNIQLOの店舗にあります)や、地域の資源回収を活用するのが現実的です。ブランド品と混ざっているならエコリング、限定性・話題性ある物ならセカストや古着屋系、という使い分けが賢いです。
バッグ・時計・ジュエリーなど高額品を単品で売りたい
→ 迷わずブラリバ。単品1点でも専門査定士が対応してくれます。衣類とまとめて総合店に出すと、高額品だけ専門性で損をする形になるので、必ず「衣類と高額品は別のサービスに分ける」のが鉄則です。
宅配買取で高く売るための古着屋直伝のコツ
どのサービスを選ぶにしても、送り方を工夫するだけで査定額は1.2〜1.5倍変わります。古着屋として長年バイヤー業務をやってきた経験から、実用的なコツを4つお伝えします。
- 洗濯・クリーニングしてから送る:ヨレや皺のない状態で届くと査定士の印象が全く違います。ただしヴィンテージは洗いすぎ注意
- タグ・ボタン・付属品は絶対に捨てない:替えボタン・保存袋・ショップ袋・箱はすべて揃えて同梱するだけで、ブランドによっては数千円単位で変わります
- シワを伸ばして畳んで送る:ぐしゃぐしゃに丸めて送ると、査定士は「状態が悪い」と感じます。見た目は信頼の一部です
- 一度に出すときは得意ジャンルに合わせる:1社にまとめて送りたくなる気持ちは分かりますが、ハイブランドはブラリバ、ヴィンテージはセカストと、ジャンル別に分けて送るほうが総額は上がります

特に付属品を捨てないのは鉄則です。私もバイヤー時代、同じ状態のブランドバッグで「保存袋あり/なし」で5,000円以上差がついた例を何度も見ています。
よくある質問(FAQ)
Q. 何社かに見積もりを取ってから決めても大丈夫ですか?
A. 基本OKです。査定料・送料・キャンセル返送料がすべて無料のサービスなら、複数社に見積もりを取って高いところに売るのは賢い選択です。ただし、梱包・発送の手間が人数分かかるので、あまり分散しすぎないのがコツです。
Q. キャンセルしたら返送料は自己負担ですか?
A. この記事で紹介している11サービスは、基本的にキャンセル時の返送料も無料です(ブラリバ・リブラ・セカスト・KLD・RECLO・カインドオル・フクウロ・KOMEHYO・エコリング・福ちゃん・WHY NOTいずれも無料設定あり/ただし一部ジャンルで例外あり)。必ず申し込み前に各サービスの最新規約を確認してください。
Q. 買取金額に納得がいかないときはどうすればいいですか?
A. 迷わず「キャンセルして返送」を選んでください。無理に売る必要はありません。返ってきた物は別のサービスに出すか、メルカリで自分で売るか、次回に回せばいいだけです。宅配買取は「金額を見てから判断する」のが正しい使い方です。
Q. 身分証の提出は必要ですか?
A. 古物営業法の関係で、どの宅配買取サービスでも身分証の提出は必須です。運転免許証やマイナンバーカードの画像アップロードで完結するサービスがほとんどなので、難しい手続きではありません。
Q. 何着くらいから宅配買取に出すのが効率的ですか?
A. 個人的な目安としては、衣類なら10着以上、バッグや時計なら1点からでもOKです。衣類を数着だけ送ると査定額がまとまりにくく、送る手間と金額が釣り合いません。一方でハイブランド品は1点数万円の世界なので、1点からでも十分に成立します。サービスによっては「最低買取点数」の条件もあるので、事前に確認しておくと安心です。
Q. 古いけど高価だった物(昔のブランド古着)は値段がつきますか?
A. ブランド・状態次第ですが、「古い=値段がつかない」は必ずしも正しくありません。逆に、90年代のアーカイブ品やOLD GAP、80年代LL Beanのように、年月が経ってヴィンテージ価値が上がっている物もあります。こうしたニュービンテージはセカンドストリートやKLDのような古着軸のサービスのほうが評価されやすいので、古い物こそサービス選びが効いてきます。
まとめ:宅配買取は「相性」で選ぶのが正解
最後にもう一度、11のサービスの棲み分けを整理します。
- KLD:古着・ストリート・アメカジに特化した若手注目サービス
- セカンドストリート:幅広くまとめて整理したい人・ヴィンテージ古着を売りたい人
- カインドオル(kindal):デザイナーズ・ドメブラ・モード系・ハイブランド衣類に強い都市型ブランド古着店
- WHY NOT(ワイノット):コムデギャルソン・マルジェラに極端に特化したドメブラ・モード系専門店(東証スタンダード上場の株式会社買取王国運営)
- RECLO:レディースブランドを「少しでも高く」売りたい人(委託販売あり)
- リブラ(RIBLA):レディースブランドを「手間なく早く」手放したい人
- BRAND REVALUE(ブラリバ):エルメス・ロレックスなどハイブランド・宝石・時計の専門店
- フクウロ(FUKUURO):6,000ブランド対応・ラクマ1位の販路を持つ間口の広い総合型
- KOMEHYO(コメ兵):創業78年・東証プライム上場の質屋系リユース最大手。ハイブランドを安心感で預けたい人向け
- エコリング:年間50万点の実績。ブランド+ノーブランド+不用品を一箱で出せる断捨離の駆け込み寺
- 福ちゃん:着物・骨董・古銭・切手・コレクター品まで20カテゴリ対応。40-60代の実家整理・相続整理・趣味処分の味方
繰り返しになりますが、宅配買取は「どれが一番高い」ではなく「手放したい物との相性」で選ぶものです。この記事で自分の手元の物と相性が良さそうなサービスを見つけたら、各サービスの詳細レビュー記事へ飛んで深堀りしてみてください。
この記事で紹介した11サービスの公式サイト
▶ 全国940店舗・ヴィンテージにも強い「セカンドストリート」公式サイト![]()
▶ デザイナーズ・ドメブラ古着の「カインドオル(kindal)」公式サイト
▶ ギャルソン・マルジェラに特化した「WHY NOT(ワイノット)」公式サイト![]()
▶ レディースブランド特化の「リブラ(RIBLA)」公式サイト![]()
▶ ハイブランド・宝石・時計専門の「BRAND REVALUE(ブラリバ)」公式サイト
▶ 6,000ブランド対応・ラクマ1位の販路を持つ「フクウロ」公式サイト![]()
▶ 創業78年・東証プライム上場の質屋系リユース最大手「KOMEHYO(コメ兵)」公式サイト![]()
▶ 年間50万点・ブランド+ノーブランド一括OKの「エコリング」公式サイト![]()
▶ 着物・骨董・古銭・切手・コレクター品まで20カテゴリ対応の「福ちゃん」公式サイト![]()

どのサービスも、査定料・送料・キャンセル返送料が無料なので、「試しに1回出してみる」のリスクはほぼゼロです。クローゼットが詰まってきたなと感じたら、まず1社気軽に試してみてください。
この記事は、新しい宅配買取サービスをレビューするたびに追記・更新していきます。「古着屋M部長の宅配買取レビュー」シリーズの入口として、ぜひブックマークしておいてください。



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