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古着・ブランド古着の宅配買取比較|古着屋M部長が解説するタイプ別おすすめ

宅配買取
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「クローゼットに眠っている古着やブランド服、そろそろ整理したい。でも、どの宅配買取サービスを選べばいいのか分からない」——そんな方に向けて、古着歴20年以上のM部長が、古着屋目線で宅配買取サービスを比較します。

この記事は「ランキング」ではありません。なぜなら、宅配買取は「どれが一番高い」ではなく「手放したい物との相性」で選ぶべきだからです。ヴィンテージに強いサービス、レディースブランドに強いサービス、ハイブランドに強いサービス——それぞれ得意分野が違います。

このページでは、M部長が実際に分析した6つの宅配買取サービスを、タイプ別・目的別に棲み分けして紹介します。各サービスの詳細レビュー記事へのリンクも置いていますので、気になったところから読んでみてください。

  1. はじめに:まず大前提。「自分で売るのが一番高い」です。
  2. 古着・ブランド古着を宅配買取に出す前に知っておくべきこと
    1. 宅配買取サービスには「得意ジャンル」がある
    2. 買取不可ジャンルは必ず事前に確認する
    3. 査定料・送料・キャンセル返送料が「すべて無料」のサービスを選ぶ
  3. 古着屋M部長が宅配買取サービスを評価する4つの基準
  4. 古着屋M部長が選ぶ宅配買取サービス6選
    1. KLD(ケーエルディー)|古着・ストリート・アメカジに強い若手注目サービス
    2. セカンドストリート|全国940店舗の総合力と「ヴィンテージに強い」意外な顔
    3. カインドオル(kindal)|デザイナーズ・ドメブラ・モード系古着に強い都市型ブランド古着店
    4. RECLO(リクロ)|ブランド古着を高値で手放したい方向け
    5. リブラ(RIBLA)|レディースのブランド服に特化した宅配買取
    6. BRAND REVALUE(ブラリバ)|ハイブランド・宝石・時計を手放すなら
  5. タイプ別・目的別の使い分けガイド
    1. ヴィンテージ古着・アメカジ・ストリートを売りたい
    2. カジュアルブランド+古着+雑貨をまとめて整理したい
    3. ヨウジ・ギャルソン・マルジェラなどデザイナーズ/ドメブラを売りたい
    4. セオリー・イエナ・アパルトモンなどレディースブランドを売りたい
    5. エルメス・シャネル・ロレックスなどハイブランドを売りたい
    6. ノーブランド・ファストファッションをどうにかしたい
    7. バッグ・時計・ジュエリーなど高額品を単品で売りたい
  6. 宅配買取で高く売るための古着屋直伝のコツ
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 何社かに見積もりを取ってから決めても大丈夫ですか?
    2. Q. キャンセルしたら返送料は自己負担ですか?
    3. Q. 買取金額に納得がいかないときはどうすればいいですか?
    4. Q. 身分証の提出は必要ですか?
    5. Q. 何着くらいから宅配買取に出すのが効率的ですか?
    6. Q. 古いけど高価だった物(昔のブランド古着)は値段がつきますか?
  8. まとめ:宅配買取は「相性」で選ぶのが正解
    1. この記事で紹介した6サービスの公式サイト

はじめに:まず大前提。「自分で売るのが一番高い」です。

宅配買取の比較記事を読んでくれている時点で、もう薄々お気づきかもしれませんが、率直に言って、自分でメルカリやヤフオクで売るのが金額的には一番高くなります。これは古着屋として20年以上見てきた私から見ても揺るがない事実です。

ではなぜ宅配買取があるのか。それは、「自分で売る」には写真撮影・採寸・商品説明・梱包・発送・質問対応・クレーム対応といった、ものすごい量の手間がかかるからです。30着、50着と溜まってくると、1着ずつメルカリに出すのは現実的ではありません。

M部長
M部長

宅配買取は「時間とエネルギーを買取価格と交換するサービス」と考えると分かりやすいです。金額の多少よりも「もう部屋から消えてくれた」の価値が大きい、という方には向いていますね。

なので、この記事で紹介するサービスはどれも「自分で1着ずつ売るより早く・ラクに・まとめて処分できる」という前提で選んでいます。手間をゼロにする代わりに、金額はメルカリ相場の5〜7割になることを受け入れられる方向けです。

古着・ブランド古着を宅配買取に出す前に知っておくべきこと

サービス比較に入る前に、業界の構造を少しだけ共有させてください。これを知っておくと、サービス選びで失敗しません。

宅配買取サービスには「得意ジャンル」がある

「買取」と一括りに言っても、サービスごとにルーツと強みが全く違います。総合リユース店出身のサービスはヴィンテージ古着やカジュアルブランドに強く、ハイブランド買取専門出身のサービスはエルメス・シャネル・ロレックスに強い。レディースブランド専門のサービスはセオリーやイエナに強い。

つまり、同じ1着を出しても、サービスによって査定額が2倍3倍違うのは普通にあるということです。自分の出したい物と「同じDNAを持つサービス」に出せば、査定額は上がります。

買取不可ジャンルは必ず事前に確認する

サービスごとに「これは買取できません」というジャンルが決まっています。たとえば、ノーブランドのファストファッションは多くのサービスで買取不可。ヴィンテージは一部のサービスでは「古すぎる」と弾かれる一方、別のサービスでは強化ブランド扱い。

買取不可の物を送ってしまうと、返送料が自己負担になるケースもあります。申し込み前に各サービスの買取対象ブランド一覧をざっと眺めて、「自分が出したい物の8割以上が対象に入っているか」を確認してから申し込むのがコツです。

査定料・送料・キャンセル返送料が「すべて無料」のサービスを選ぶ

これは鉄則です。現代の宅配買取の多くは査定料・送料・キャンセル時の返送料がすべて無料で、金額を見てから「売る/売らない」を決められます。有料のサービスは、初心者のうちは選ばなくて大丈夫です。

古着屋M部長が宅配買取サービスを評価する4つの基準

私が宅配買取サービスをレビューするときに使っている4つの基準をお伝えします。これを軸にすると、あなた自身でも「自分に合うサービス」を判断しやすくなります。

  1. 得意ジャンルと自分の手放したい物が一致するか:ヴィンテージ/カジュアル/レディースブランド/ハイブランド/古着全般のどこに軸足があるか
  2. 査定ロジックの透明性:査定額の内訳を見せてくれるか、LINE査定などで事前に目安を出してくれるか
  3. リスクのなさ(無料範囲):送料・査定料・返送料が無料か、集荷キットがあるか
  4. 買取不可ラインの納得感:「ノーブランドは不可」は妥当、「汚れは一切不可」は厳しすぎ、といった判断軸
M部長
M部長

特に①の「得意ジャンルとの一致」はめちゃくちゃ大事です。ヴィンテージ好きがハイブランド専門店に出しても二束三文、逆にシャネルをカジュアル総合店に出しても専門店の半額、なんてことが普通に起きます。

古着屋M部長が選ぶ宅配買取サービス6選

ここからが本題です。M部長が実際にレビューしてきた6つの宅配買取サービスを、特徴ごとに紹介していきます。それぞれに詳細なレビュー記事を用意していますので、気になったサービスはリンクから深堀りして読んでみてください。

KLD(ケーエルディー)|古着・ストリート・アメカジに強い若手注目サービス

KLDは、古着・ストリート・アメカジを中心に査定してくれる宅配買取サービスです。ヴィンテージTシャツ、スウェット、デニム、ワークウェア、ミリタリーといった「古着屋の棚に並んでいそうな物」が得意ジャンル。

ハイブランドの総合店だと値段がつきにくいストリートブランド(Supreme、STUSSY、NEIGHBORHOOD等)や、知る人ぞ知るヴィンテージブランドをきちんと評価してくれる査定軸を持っているのが強み。古着好きがターゲットにしやすいサービスです。

バイヤーが古着市場の相場を日常的にチェックしているタイプのサービスなので、「メルカリで今いくらで取引されているか」に近い査定額を出してくれる傾向があります。逆に、カジュアルブランドやハイブランドドレスのような「古着軸」から外れる物は、ジャンル違いで金額がつきにくくなるので注意してください。

>> 古着・ストリート特化の宅配買取【KLD】の公式サイトを見る

KLD宅配買取の口コミ・評判は?古着屋が得意ブランドと買取基準を解説
ブランド古着専門の宅配買取サービス「KLD」の評判を古着屋目線で解説。得意なブランド・買取基準・かんたんLINE査定・委託販売の仕組み、向いている人/向かない人まで詳しくまとめました。

セカンドストリート|全国940店舗の総合力と「ヴィンテージに強い」意外な顔

セカンドストリート(通称セカスト)は、全国940店舗を超える日本最大級の総合リユースショップ。宅配買取も当然用意されていて、カジュアルブランドから古着、ヴィンテージまで幅広く対応しています。

実は私がセカストを評価している最大のポイントは「ヴィンテージの査定軸を持っている」ことです。買取強化ブランド一覧にLL Bean 80年代やOLD GAPが名を連ねていて、Hanesのサルバドール・ダリ柄Tシャツが4万円で販売されていた実績もあります。ヴィンテージ相場をリアルタイムで反映している数少ない総合ショップです。

ハイブランドはLINE査定で事前に目安を確認できるので、専門店と金額を比較してから出せるのも便利。古着が好きな方が最初に試すサービスとして、私は一番おすすめしています。

店舗買取・出張買取・宅配買取と導線が豊富なのも強みで、自宅近くに店舗があれば「宅配で返送されてきた物をそのまま店舗に持ち込む」というハイブリッド運用も可能。総合力で言えば、このリストの中で頭ひとつ抜けています。

セカンドストリート 宅配買取

>> ブランド品高価買取。送料・査定料・キャンセル料無料【セカンドストリート】

セカンドストリート宅配買取を古着屋目線で正直レビュー|古着に強い?向き不向きを徹底解説
セカンドストリート(2nd STREET)の宅配買取を古着屋20年のバイヤーが忖度なしで正直レビュー。ヴィンテージ古着・ニュービンテージに強い理由、向き不向き、他社との比較、高く売るコツまで徹底解説します。

カインドオル(kindal)|デザイナーズ・ドメブラ・モード系古着に強い都市型ブランド古着店

カインドオル(kindal)は、株式会社カインドが運営するブランド古着の買取・販売店です。銀座・青山・新宿・神戸・大阪・名古屋など主要都市に実店舗を構え、2026年には西宮今津店・青山店がオープン予定。オンラインストアには常時8万点以上の古着が並ぶ、都市型の大型ブランド古着店です。

カインドオルの強さは、ひとことで言うと「販売力=買取力」。楽天市場で2010-2012年にショップ・オブ・ザ・イヤー3年連続受賞、2015年には「海外販売賞」を含むトリプル受賞しています。欧米・アジア・東南アジア・アフリカ・オセアニアまで独自の海外販売ルートを持っていて、日本では地味でも海外で評価されるデザイナーズ・テックウェアを高く買えるロジックがあります。

得意ジャンルはヨウジヤマモト・コムデギャルソン・マルジェラ・Rick Owens・Acne Studiosなどのデザイナーズ、visvim・nonnative・sacai・NEPENTHES系・AURALEEなどのドメスティックブランド、Arc’teryx・ACRONYM・Y-3のようなテックウェア、そしてエルメス・シャネル・ルイヴィトンのハイブランド「衣類」。ハイブランドの「バッグ・時計」はブラリバ、「衣類」はカインドオル、という使い分けがおすすめです。店内には商品補修ができるスタッフも在籍していて、状態に不安があるヴィンテージでも査定対象に入れてくれます。

カインドオル宅配買取

>> デザイナーズ・ドメブラに強い「カインドオル(kindal)」公式サイト

カインドオル(kindal)宅配買取を古着屋目線で正直レビュー|デザイナーズ・ドメブラ古着に強い?
ブランド古着買取「カインドオル(kindal)」を古着屋M部長が忖度なしでレビュー。販売力=買取力の原則、デザイナーズ・ドメブラ・ハイブランド衣類に強い理由、他社比較、クロムハーツ証明書の注意点まで徹底解説。

RECLO(リクロ)|ブランド古着を高値で手放したい方向け

RECLOはブランド古着に特化した宅配買取/委託販売サービスです。一般的な「買取」だけでなく、RECLOが代わりに販売してくれる「委託販売」という選択肢があるのが最大の特徴。委託販売を選ぶと、即金性は下がりますが、売れたときの金額は買取よりかなり高くなります。

得意ジャンルは、セオリー・イエナ・アパルトモン・トゥモローランドといったミドル〜ハイの国内外ブランド。きれいめで状態の良いブランド服を持っている方なら、買取額が他社より高くなる可能性が高いです。

委託販売のメリットは「RECLOが代わりに店頭・EC経由で売ってくれる」点。即金でキャッシュが欲しい方には向きませんが、「急がないから高く売りたい」方は買取より数千円〜数万円単位で手取りが増えることもあります。状態が良く、シーズン物で需要のあるブランド服を持っている方向けの選択肢です。

>> 【クローゼット整理で臨時収入】ブランド買取ならRECLO(リクロ)

>> 買取成立率90%・信頼の実績【RECLO】

ブランド古着の宅配買取のRECLO(リクロ)徹底解説!支持を集める理由を分析
ブランド古着の宅配買取RECLO(リクロ)の買取サービスについて徹底解説。サービスの特色や強みなど、詳しくレビュー。初めて宅配買取をする方や、他社宅配買取と迷っている方など、ぜひ参考にしてください。

リブラ(RIBLA)|レディースのブランド服に特化した宅配買取

リブラはレディースのブランド服に特化した宅配買取サービス。セオリー、アパルトモン、イエナ、プラージュ、ドゥーズィエムクラスといった「ちょっと良いレディースブランド」を中心に査定してくれます。

特徴は、査定が早く、振込までのスピードが速いこと。そして何より、送料・査定料・キャンセル返送料まですべて無料なので、金額を見てから売る/売らないを決められます。忙しいママさんや「とにかく手間なくクローゼットを整理したい」という方に向いています。

M部長
M部長

リブラはノーブランドやファストファッションは買取不可なので、そこだけ注意。「百貨店で買ったブランド服」が中心の方にはハマるサービスです。

リブラ 宅配買取

>> レディースのブランド古着・洋服の宅配買取【RIBLA】公式サイト

リブラ(RIBLA)宅配買取を古着屋目線で正直レビュー|レディースのブランド服に強い?向き不向きを徹底解説
リブラ(RIBLA)宅配買取の口コミ・評判を、古着屋目線で整理しました。レディースブランド服に強い理由や、向いている人・向かない人、自分で売る場合との違いも正直に解説します。

BRAND REVALUE(ブラリバ)|ハイブランド・宝石・時計を手放すなら

BRAND REVALUE(通称ブラリバ)は、ハイブランド・宝石・腕時計に特化した専門買取サービスです。エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、ロレックス、カルティエといった「本物のハイブランド」を査定するために、専門のバイヤーが在籍しています。

ここまで紹介してきた4社は「古着・ブランド古着」の枠組みのサービスですが、ブラリバはそこから一歩踏み込んだハイブランド専門枠。「結婚指輪を買い替えた」「親から譲り受けたヴィンテージエルメスがある」「使わなくなったロレックスがある」といった方は、総合店ではなくブラリバのような専門店に出したほうが金額は確実に上がります。

宝石・時計・バッグの専門査定士がいるため、単なる「ブランド名」だけでなく、型番・製造年・付属品の有無・状態まで見て査定額を出してくれます。同じヴィトンのバッグでも、廃番ラインか現行ラインかで数万円変わることも珍しくありません。古着屋の査定軸では拾いきれない「資産価値としてのブランド」を正当に評価してくれる、数少ないサービスです。

>> ハイブランド・宝石・時計の宅配買取【ブラリバ】公式サイト

BRAND REVALUE(ブラリバ)宅配買取を古着屋目線で解説|ハイブランド・宝石・時計を手放す前に知っておきたいこと
BRAND REVALUE(ブラリバ)の宅配買取を古着屋目線で解説。宝石・貴金属・ブランド時計をフリマアプリではなく専門店に売るべき理由、向き不向き、口コミ傾向、査定前にやるべき準備までまとめました。

タイプ別・目的別の使い分けガイド

ここまで6サービスを紹介してきましたが、「結局、自分はどれに出せばいいの?」という方のために、手放したい物のタイプ別に使い分けをまとめます。

ヴィンテージ古着・アメカジ・ストリートを売りたい

KLDまたはセカンドストリート。どちらもヴィンテージの査定軸を持っています。専門性を重視するならKLD、物量が多くて幅広く出したいならセカストがおすすめ。80年代LL Beanのようなニュービンテージもセカストは査定対象です。

カジュアルブランド+古着+雑貨をまとめて整理したい

セカンドストリート一択。衣類だけでなく靴・バッグ・家電・本まで買い取れる総合性は他に代えがたいです。「とにかく部屋から物を減らしたい」という実用目的なら最強です。

ヨウジ・ギャルソン・マルジェラなどデザイナーズ/ドメブラを売りたい

カインドオル。ヨウジヤマモト、コムデギャルソン、Maison Margiela、Rick Owens、Jil Sander、Acne Studios、visvim、sacai、nonnative、AURALEEといったデザイナーズ・ドメスティックブランド・モード系は、カインドオルの独壇場です。セカストに出すと「マニュアル査定」で安く叩かれがちですが、カインドオルはバイヤーが型番・年代・希少性まで分かった上で査定してくれるので、同じ服でも1.5〜2倍変わるのが普通です。Arc’teryx・ACRONYM・Y-3などのテックウェアも同様にカインドオル向きです。

セオリー・イエナ・アパルトモンなどレディースブランドを売りたい

リブラまたはRECLO。スピード重視ならリブラ、少しでも高く売りたいならRECLOの委託販売。状態が良くて百貨店購入のブランド服中心なら、両方に見積もりを取るのもアリです。

エルメス・シャネル・ロレックスなどハイブランドを売りたい

バッグ・時計・宝石はブラリバ、衣類はカインドオルの使い分けが正解です。ブラリバは型番・製造年まで見てくれる専門査定士が強い一方、ハイブランドの「服」(エルメスのジャケット、シャネルのツイード、ヴィトンの洋服など)はカインドオルの方がカルチャー解像度で上回ります。総合リユース店に出すと専門性で負けて金額が下がるので、本物のハイブランドは必ず用途別に専門店を使い分けましょう。

ノーブランド・ファストファッションをどうにかしたい

→ 基本的には、ノーブランド・ファストファッションはほぼすべての宅配買取サービスで買取対象外です。ただし例外があって、セカンドストリートのように古着軸の査定を持っているサービスでは、「ファストファッション=一律NG」ではなく、話題性・ヴィンテージ性・コラボ背景が認められれば値段が付くことがあります。たとえばGUやユニクロ+Jの限定コラボ、90年代の初期GAPやBananaRepublic、ZARAの廃番コレクションなどは、ニュービンテージとして値が付くケースがあります。

とはいえ「普通のユニクロのTシャツ」のような物は買取対象外なので、そこは古着回収ボックス(H&MやUNIQLOの店舗にあります)や、地域の資源回収を活用するのが現実的です。限定性や話題性を持つ物だけはセカストや古着屋系のサービスに混ぜて出してみる、が賢い使い分けです。

バッグ・時計・ジュエリーなど高額品を単品で売りたい

→ 迷わずブラリバ。単品1点でも専門査定士が対応してくれます。衣類とまとめて総合店に出すと、高額品だけ専門性で損をする形になるので、必ず「衣類と高額品は別のサービスに分ける」のが鉄則です。

宅配買取で高く売るための古着屋直伝のコツ

どのサービスを選ぶにしても、送り方を工夫するだけで査定額は1.2〜1.5倍変わります。古着屋として長年バイヤー業務をやってきた経験から、実用的なコツを4つお伝えします。

  • 洗濯・クリーニングしてから送る:ヨレや皺のない状態で届くと査定士の印象が全く違います。ただしヴィンテージは洗いすぎ注意
  • タグ・ボタン・付属品は絶対に捨てない:替えボタン・保存袋・ショップ袋・箱はすべて揃えて同梱するだけで、ブランドによっては数千円単位で変わります
  • シワを伸ばして畳んで送る:ぐしゃぐしゃに丸めて送ると、査定士は「状態が悪い」と感じます。見た目は信頼の一部です
  • 一度に出すときは得意ジャンルに合わせる:1社にまとめて送りたくなる気持ちは分かりますが、ハイブランドはブラリバ、ヴィンテージはセカストと、ジャンル別に分けて送るほうが総額は上がります
M部長
M部長

特に付属品を捨てないのは鉄則です。私もバイヤー時代、同じ状態のブランドバッグで「保存袋あり/なし」で5,000円以上差がついた例を何度も見ています。

よくある質問(FAQ)

Q. 何社かに見積もりを取ってから決めても大丈夫ですか?

A. 基本OKです。査定料・送料・キャンセル返送料がすべて無料のサービスなら、複数社に見積もりを取って高いところに売るのは賢い選択です。ただし、梱包・発送の手間が人数分かかるので、あまり分散しすぎないのがコツです。

Q. キャンセルしたら返送料は自己負担ですか?

A. この記事で紹介している6サービスは、基本的にキャンセル時の返送料も無料です(ブラリバ・リブラ・セカスト・KLD・RECLO・カインドオルいずれも無料設定あり/ただし一部ジャンルで例外あり)。必ず申し込み前に各サービスの最新規約を確認してください。

Q. 買取金額に納得がいかないときはどうすればいいですか?

A. 迷わず「キャンセルして返送」を選んでください。無理に売る必要はありません。返ってきた物は別のサービスに出すか、メルカリで自分で売るか、次回に回せばいいだけです。宅配買取は「金額を見てから判断する」のが正しい使い方です。

Q. 身分証の提出は必要ですか?

A. 古物営業法の関係で、どの宅配買取サービスでも身分証の提出は必須です。運転免許証やマイナンバーカードの画像アップロードで完結するサービスがほとんどなので、難しい手続きではありません。

Q. 何着くらいから宅配買取に出すのが効率的ですか?

A. 個人的な目安としては、衣類なら10着以上、バッグや時計なら1点からでもOKです。衣類を数着だけ送ると査定額がまとまりにくく、送る手間と金額が釣り合いません。一方でハイブランド品は1点数万円の世界なので、1点からでも十分に成立します。サービスによっては「最低買取点数」の条件もあるので、事前に確認しておくと安心です。

Q. 古いけど高価だった物(昔のブランド古着)は値段がつきますか?

A. ブランド・状態次第ですが、「古い=値段がつかない」は必ずしも正しくありません。逆に、90年代のアーカイブ品やOLD GAP、80年代LL Beanのように、年月が経ってヴィンテージ価値が上がっている物もあります。こうしたニュービンテージはセカンドストリートやKLDのような古着軸のサービスのほうが評価されやすいので、古い物こそサービス選びが効いてきます。

まとめ:宅配買取は「相性」で選ぶのが正解

最後にもう一度、6つのサービスの棲み分けを整理します。

  • KLD:古着・ストリート・アメカジに特化した若手注目サービス
  • セカンドストリート:幅広くまとめて整理したい人・ヴィンテージ古着を売りたい人
  • カインドオル(kindal):デザイナーズ・ドメブラ・モード系・ハイブランド衣類に強い都市型ブランド古着店
  • RECLO:レディースブランドを「少しでも高く」売りたい人(委託販売あり)
  • リブラ(RIBLA):レディースブランドを「手間なく早く」手放したい人
  • BRAND REVALUE(ブラリバ):エルメス・ロレックスなどハイブランド・宝石・時計の専門店

繰り返しになりますが、宅配買取は「どれが一番高い」ではなく「手放したい物との相性」で選ぶものです。この記事で自分の手元の物と相性が良さそうなサービスを見つけたら、各サービスの詳細レビュー記事へ飛んで深堀りしてみてください。

この記事で紹介した6サービスの公式サイト

▶ 古着・ストリート・アメカジに強い「KLD」公式サイト

▶ 全国940店舗・ヴィンテージにも強い「セカンドストリート」公式サイト

▶ デザイナーズ・ドメブラ古着の「カインドオル(kindal)」公式サイト

▶ 委託販売で高値を狙う「RECLO(リクロ)」公式サイト

▶ レディースブランド特化の「リブラ(RIBLA)」公式サイト

▶ ハイブランド・宝石・時計専門の「BRAND REVALUE(ブラリバ)」公式サイト

M部長
M部長

どのサービスも、査定料・送料・キャンセル返送料が無料なので、「試しに1回出してみる」のリスクはほぼゼロです。クローゼットが詰まってきたなと感じたら、まず1社気軽に試してみてください。

この記事は、新しい宅配買取サービスをレビューするたびに追記・更新していきます。「古着屋M部長の宅配買取レビュー」シリーズの入口として、ぜひブックマークしておいてください。

この記事を書いた人
M部長

軟式古着部部長。30代後半。小学校時代から代々木公園、明治公園のフリマに通い、古着選球眼を養う。
国内古着ECの運営、越境ファッションブランドの企画、古着リメイクブランドの設立など、古着と関わること20年以上。
古着の魅力を発信するため、副部長である妻と共に軟式古着部(当ブログ)を運営しています。

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