Columbia（コロンビア） のヴィンテージPFGフィッシングジャケット（ベスト）を買ってみたので紹介します。
PFGとはコロンビアのフィッシングウェアのラインナップ『Performance Fishing Gear』（パフォーマンスフィッシングギア）の略です。
フィッシングに特化した機能と利便性を兼ね備えたラインナップ。アウトドアで培われた独自のテクノロジーを徹底したディテールに落とし込み、快適なフィッシングライフをサポートするコレクション、それがPFGです。
https://www.columbiasports.co.jp/shop/pfg/?utm_source=withoutdoor
コロンビアの代表作、マルチポケットフィッシングベスト。言わずもがな、名品です。フィッシングベストと言えば他にもパタゴニア、orvisなどのブランドもありますが、今回はColumbiaです。なぜなら、マルチポケットフィッシングベストの原型を生みだしたのがColumbiaというブランドだからです。
今回は、中でも球数が少ないジャケットタイプ（袖の着脱可能）を購入しました。
それではみていきましょう。
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PFGフィッシングジャケット（ベスト）を実際に買ってみた
カラーは青みが強いグリーン。
ボディはナイロンのようなシャカシャカした触り心地で、且つ、厚めのしっかりした生地感です。袖はフリースのようなふわふわした触り心地の素材です。
かなり短丈なので、タウンユースとして今っぽくコーディネートできそうです。
サイズはXLを購入しました。
PFGフィッシングジャケット（ベスト）のディティール
ディティールをみていきます。
まずは前面のボディ部分。ポケットを時計回りにみていきます。
向かって右上にファスナー付きメッシュポケットがついています。
その下にマジックテープ式のメインポケット。
メインポケットのカバー部分には、もこもこした綿のようなものがついていますが、これはフライフィッシング用の毛針を刺しておくところです。
メインポケットを開くと仕切りがあります。大きさの違う二つのポケットがついていて、手前が少し大きめ、奥が小さめのポケットです。
マジックテープの対が、縦と横に貼られているのは、中に入れるものの高さや大きさによってカバーの位置を調節できるようにするためだと思われます。
こういうちょっとした工夫が素敵ですよね。着る人のことを考えて作っているのがよくわかります。
次に、その隣にあるもうひとつのメインポケット。
ファスナー式です。ワンハンドで内側に向かって開くので物の出し入れもスムーズです。
その上にある、とても小さなポケット。
こちらもマジックテープ式。
中に仕切りがあり、三つにわかれています。
小さなポケットの隣には、間に何かをひっかけるためなのか、マジックテープがついています。Dカンのような役割なんですかね。わかる方いらっしゃればご教示ください。
そして胸元にロゴパッチがついています。
ベージュの布に、ブルーグレーとパープルカラーのロゴが入っています。
次に首元です。
首元は逆三角形の独立した感じにもみえて、めちゃくちゃかっこいい。
ファスナーを開けるとこんな感じです。首元の内側はあたたかな起毛素材。
中央のファスナーをご覧ください。
気付いたでしょうか。よく見ると中央でファスナーが分割されていて、上部分、下部分で2つファスナーがついています。
ファスナーが分割されていることによって、元のフィッシングベストのデザインに、首元（逆三角形部分）が後付けされたような印象になりますよね。
機能性はもちろんですが、デザインもとても凝っています。
次に、ジャケットの内側をみていきます。
内側は首元と袖以外はメッシュになっています。
両側にファスナー付きのメッシュポケットがついています。
次に背面をみてみます。
背面中央にはビッグポケットがついています。
ファスナーは縦。
背面上部にはPFGの刺繍パッチがついています。
次に袖部分です。
袖部分にはファスナーがぐるっとついていて、取り外し可能です。
袖を外して、ベストにするとこのような感じです。
PFGフィッシングジャケット（ベスト）のタグは90s
こちらの白地のタグは90sです。
made in Philippines. フィリピン製です。
PFGフィッシングジャケット（ベスト）の素材は？
- 表地ボディ部分 100％ナイロン
- 表地袖部分 100％ポリエステル
- ライニング（裏地） 100％ポリエステル
内タグ裏は、洗濯時の注意事項が書かれています。
フィッシングベストの生みの親は、普通の主婦だった？！
Columbiaの歴史は長く、1938年にアメリカのオレゴン州で小さな帽子問屋として始まり、1960年にコロンビアスポーツカンパニーとなりました。
当時の社長ニール・ボイルの奥様であったガート・ボイルが、釣り好きの夫と彼の友人のためにミシンを使って手作りしたのが、マルチポケットフィッシングベストです。
ベストを作った後、すぐに夫に先立たれた普通の主婦ガートが、コロンビアを世界のトップブランドにまで成長させたのです。コロンビアにとっても生みの親であり、育ての親であったわけです。
なんだか一気にColumbiaというブランドに愛着が沸きませんか？
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サイズ感：表記より一回り大きめ
サイズ感は表記サイズより一回り大きめ。こちらはXLサイズ表記のアイテムですが、日本サイズで言うところの2XLサイズです。
普段Lサイズを着用する、177cm70kg中肉中背の私にはMサイズがちょうどいいサイズ。少し大きめに着るなら、Lサイズが良いですね。XLですとジャケットの袖が長すぎる気がします。
コロンビアのフィッシングジャケット（ベスト）の良さ
着る側に配慮した、細かく作りこまれた機能性はもちろん良いのですが、そのデザインの美しさに改めて惹かれました。機能性とデザインが直結している感じが、魅力的だなぁと思います。
コロンビアのフィッシングジャケットは球数が少なく、古着屋でみかけることが少ないかもしれませんが、フィッシングベストはカラーもデザインも種類が豊富ですので、お気に入りの一着を見つけてみてくださいね。
年代によってナイロンの生地の感じも、厚めのものから薄めの今っぽいものまでさまざまな種類があります。このポケット何に使おうかなあと見ているだけでも楽しいですよ。
余談ですが、二児の母の副部長は、日々の生活にColumbiaのフィッシングベストはめちゃくちゃ使えそう！！と言っています。公園に行くにも、でかけるにも、ワンピースの上に着用してみようかなと。ちぐはぐなコーディネートが逆にかわいいですよね。この春挑戦するみたいです。
以上、実際に買ってみたレポートでした。
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